Procreate は、アートワークをはじめとするすべてのデータを、iPad の内部ストレージにローカルに保存します。これは、内部ストレージを上書きしたり、Procreateを削除した場合、データが永久に失われることを意味します。これを避けるために、アートワークを定期的に書き出すか、次の方法のいずれかで iPad をバックアップしてください。

Procreate または iPadOS を更新する前に、この作業を実行することを強くお勧めします。

ファイルをクラウドストレージまたは他のデバイスに書き出す

アートワークは、ギャラリーからクラウドストレージなどに書き出すことができます。書き出したファイルは、将来必要に応じて Procreate に再度読み込むことができます。

1. ギャラリー上部のメニューから“選択”をタップします。

2. バックアップするアートワークをタップします。選択したファイルは、チェックボックスにマークが付きます。

3. “共有”をタップします。

4. レイヤー情報、その他の設定とともにアートワークをバックアップする場合は、“Procreate”フォーマットを選択します。

5. ”書き出し中”というメッセージと進捗インジケータが表示されます。

6. クラウドストレージに書き出すには、表示されるパネルで“ファイルに保存”を選択後、“場所”から書き出し先のクラウドストレージを選択します。

7. このパネルからは、他の場所やアプリに書き出したり、AirDrop を介して別のデバイスに送信したりすることも可能です。

iPad 全体をバックアップする

iPad のバックアップでは、iPad に保存されたアプリとファイルが iCloud またはコンピュータのいずれかにバックアップされます。バックアップは、現在の iPad または新しい iPad に復元できます。

iCloud にバックアップする

まず iCloud アカウントのストレージに十分に容量が残されていることを確認してから、次の操作を行ってください。

1. iPad の“設定”で“Apple ID" > “iCloud” > “iCloud バックアップ”をタップします。

2. iCloud バックアップをオンにします。

3. 手動でバックアップを実行するには、“今すぐバックアップを作成”をタップします。

Mac にバックアップする

1. ケーブルで iPad をコンピュータに接続します。

2. “Finder”を開いて“場所”から接続した iPad を選択します。

3. “一般”タブ > “バックアップ” > “iPad 内のすべてのデータをこの Mac にバックアップ”を選択します。

4. “今すぐバックアップ”をクリックします。

macOS 10.14 以前を実行中の PC または Mac を使用して iPad をバックアップする場合は、iTunes が必要です。バックアップ方法の詳細については、こちらの Apple サポート記事 を参照してください。