3Dモデルにペイントができない理由は?
3Dモデルにペイントできない場合は、3Dモデルの UVマッピングに問題があるか、間違ったレイヤーを選択していることが原因である可能性があります。
3DモデルにUVマッピングが設定されていない
3Dモデルにペイントするには、そのモデルにUVマッピングが設定されている必要があります。UVマッピングとは、3Dモデルの表面を覆う2Dスキンのことで、プレゼントの包装紙のようなものです。
UVマッピング の詳細については、Procreateハンドブックを参照してください。
UVマッピングが設定されていない3Dモデルを読み込もうとすると、「このモデルにはUVが設定されておらず、現在サポートされていません」というメッセージが表示されます。

この問題を解決するには、UVマッピングが設定されたバージョンの3Dモデルを入手するか、別のソフトウェアを使って3DモデルにUVマッピングを追加する必要があります。
3DモデルにUVマッピングが部分的に設定されている
3DモデルにUVマッピングが部分的にでも設定されていれば、Procreateに読み込まれます。ただし、ペイントできるのはUVマッピングが設定された部分のみです。
モデルのどの部分にUVマッピングが設定されているかを確認するには、そのモデルをタップします。UVマッピングが設定されている部分が青く点滅します。3Dモデルでペイントできるのはそれらの部分だけです。
3DモデルのUVマッピングがオーバーラップしている
UVマッピングには、正しく作成されていないものもあります。その結果、オーバーラップして下のレイヤーを隠してしまい、干渉が起こります。包装紙の例で考えると、上に巻かれた余分な紙に隠れている下の紙に絵を描こうとしているようなものです。上のレイヤーが邪魔をして、下に隠れているレイヤーに描画できません。
ProcreateにUVマッピングがオーバーラップしている3Dモデルを読み込むと、「モデル機能がサポートされていません - 以下の機能が原因でこのモデルでペイントする際に問題が起きる可能性があります: UV座標がオーバーラップしています」という警告メッセージが表示されます。

「閉じる」をタップすれば3Dモデルを読み込むことはできますが、テクスチャやペイントに以下のような問題が発生します。
レイヤーパネルや基準コンパニオン内に含まれていても、3Dモデル上には表示されない
3Dモデル上に一部だけ表示される
3Dモデル上の予期せぬ場所に表示される
この問題を解決するには、他の3Dアプリケーションソフトウェアで3DモデルにUVマッピングを正しく設定し直すしかありません。
3DモデルのUVマッピングがずれている、または繰り返されている
Procreateでは、モデルの一部でUVマッピングがうまく配置されていなかったり繰り返されていたりすると、「モデル機能がサポートされていません - 以下の機能が原因でこのモデルでペイントする際に問題が起きる可能性があります: テクスチャが繰り返されています」という警告メッセージが表示されます。

UVマッピングのずれや繰り返しによって、ペイントが予期せず途切れ、別の場所で再開されるという問題が発生することがあります
この問題を解決するには、他の3Dアプリケーションソフトウェアで3DモデルにUVマッピングを正しく設定し直すしかありません。
お知らせ
ペイント可能なUVマッピングが設定された高品質の3Dモデルは、Procreate内からアクション >「ヘルプ」>「3Dモデルパックのダウンロード」をタップしてダウンロードできます。
Procreateで間違った部分が選択されている
3Dモデルは、「テクスチャセット」、「メッシュ」、「ベースレイヤー」、「追加レイヤー」、3つの「素材」(カラー、粗さ、メタリック)といった要素の階層で構成されます。詳細については、Procreateハンドブックの「 レイヤー 」セクションを参照してください。
3Dモデルの特定の部分にペイントするには、対応する要素を選択しておく必要があります。そのためには、モデルのペイントしたい領域をタップするか(選択すると青く点滅します)、レイヤーパネル で選択します。
「メッシュ」内にレイヤーが1つしかない場合は、自動的にそのメッシュが選択されるので、3Dモデルの対応する領域にペイントできます。「メッシュ」内に複数のレイヤーがある場合は、最後に選択されていたレイヤーがデフォルトで選択されます。同じ「メッシュ」内の別のレイヤーに切り替えたい場合は、「レイヤー」パネルをタップしてください。
ペイントしようとすると3Dモデルが回転してしまう
指でペイントしようとすると、モデルが回転してペイントできない場合は、アクション >「環境設定」>「ジェスチャーコントロール」>「一般」>「3Dで指を使ったペイントを有効にする」をタップします。
お知らせ
「3Dで指を使ったペイントを有効にする」をオンにした状態でモデルを回転させるには、ブラシスライダの「修正」ボタンを押さえたままにする必要があります。
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