以下のリンクをコピーしてみてください。
Procreate Pocket のブラシの調整可能な 11 の属性について解説します。各属性が提供する、さまざまな設定や微調整の機能を紹介します。
ブラシにクリエイティブな名前を付けてください。
“ブラシ” で “新規ブラシ” をタップすると、“名称未設定のブラシ” という名前の新しいブラシが作成され、ブラシスタジオの設定が開きます。
ブラシに名前を付けるには、“名称未設定のブラシ” をタップします。iOS キーボードが表示され、デフォルトの名前を変更できます。
“間隔”、“ストリームライン” (滑らかさ)、“ジッター” (ランダムな揺らぎ)、“フォールオフ” (ストロークがフェードアウトするスピード) を変化させることでストロークの動作を調整します。
ブラシのシェイプ (形状) がパスに沿ってスタンプされる回数を設定します。“間隔” の設定を大きくすると、ブラシは一連のシェイプが間隔を空けてパス上に並んでいるように見えるようになります。間隔なし (0%) に設定すると、パス上に並んだブラシの各シェイプが結合されて 1 つの滑らかなストロークになります。
描いた線に含まれる震えや揺れを平均化するのを支援します。ストリームラインは特にインキングやカリグラフィで重要になります。滑らかで均一な結果を得るには、この設定値を大きくします。滑らかさを求めずに、描いたままの自然な線が必要な場合は設定値を小さくするか、オフにします。
パスに沿ったブラシシェイプの “スタンプ” それぞれの位置を、パスの中心からランダムな距離だけずらします。すべてのスタンプをパスに完全に沿わせて滑らかなストロークを得るには、オフに設定します。ブラシのエッジを荒らす場合、この設定を若干大きくします。パスを中心としてシェイプを散らす場合は、非常に大きく設定します。
不透明度 100% でストロークを描き始め、その後、終端に向けてフェードアウトさせます。まったくフェードアウトさせない場合はオフに設定します。透明になるまで急速にフェードアウトさせる場合は、この設定を大きくします。
ブラシストロークの最初と最後の入り抜きを拡張します。
“入り抜き (筆圧)” の設定では、ストロークの最初と最後 (またはいずれか一方) の入り抜きをよりエレガントな線で人為的に長くすることができます。
このスライダは、“筆圧” スライダの設定に応じて、ストロークの最初と最後に加えられる人為的な入り抜き量を視覚的に表現しています。スライダを中央の方向に移動して、入り抜きの長さを調整します。ストロークの最初 (入り) または最後 (抜き)、あるいは両方 (入り抜き) の設定が可能です。
このスイッチをオンにすると、いずれか一方のスライダを動かしたときに入り抜き (筆圧) の両方の設定を一致させることができます。
入り抜きの太い部分から細い部分にどの程度急激に遷移させるかを設定します。
ストロークの最後に向けてフェードアウトする “抜き” の透明度を設定します。
“筆圧” スライダを使って、ストロークの最後の先細りをより速くした、反応の良い自然な入り抜きにすることができます。
低く設定すると、極細のブラシを使用したときのようにストロークの入り抜きが動作します。高く設定すると、入り抜きは先端が太いブラシで描画したときのように反応します。
このスイッチをオンにすると、ストロークの入り抜きに適用される効果が表示されます。好みによって、このアニメーションを非表示にしたければ、オフに設定します。
入り抜き (筆圧) が有効なのは、3D Touch 機能が搭載された iPhone を使用している場合、または筆圧を感知できる他社製スタイラスを使用している場合だけです。
指で描くブラシストロークの最初と最後に入り抜きを付けます。
Procreate Pocket で指を使ってペイントしているときは、ブラシの筆圧設定を使用できないため、筆圧による入り抜きは無効になります。
しかし、“入り抜き (タッチ)” を使用すると、ストロークの最初と最後に人為的に入り抜きを追加することができます。
ストロークの最初と最後の人為的な入り抜き量を視覚的に表現しています。スライダを中央の方向に移動して、入り抜きの長さを調整します。ストロークの最初 (入り) または最後 (抜き)、あるいは両方 (入り抜き) の設定が可能です。
このスイッチをオンにすると、いずれか一方のスライダを動かしたときに “入り抜き (タッチ)” の両方の設定を一致させることができます。
入り抜きの太い部分から細い部分にどの程度急激に遷移させるかを設定します。
“抜き” をストロークの最後でフェードアウトして透明にします。
低く設定すると、極細のブラシを使用したときのようにストロークの入り抜きが動作します。高く設定すると、入り抜きは先端が太いブラシで描画したときのように反応します。
入り抜き機能を Procreate Pocket の古いバージョンで使用していたタイプに戻します。
Procreate Pocket での入り抜きのレンダリング方法は以前のバージョンから更新されています。このスイッチは、入り抜きの動作や表示方法を以前のバージョンのものに戻します。
Procreate Pocket では、“グレイン” (テクスチャ) を含む “シェイプ” (コンテナ) でブラシを構成します。
いずれのブラシでも、指でキャンバス上をタップすれば、そのシェイプを確認できます。これは、ストロークを描くというよりは、スタンプを押す感覚です。
このシェイプをドラッグすることでストロークが形成されます。滑らかな円形のシェイプでは、滑らかで一様なストロークになります。不規則でまだらなシェイプでは、荒れたストロークになります。このようなストロークでは、シェイプをドラッグする方向を変えることで太さとテクスチャが変化します。
Procreate Pocket の既存のブラシのシェイプを調整するか、独自のシェイプを読み込むことができます。“シェイプソース” ツールでイメージを読み込むことで、まったくオリジナルなブラシを作成できます。
この強力なツールで、ブラシのシェイプの基になる独自のイメージを読み込みます。
“シェイプソース” の右にある “シェイプ” イメージアイコンをタップして、“シェイプの編集” を開きます。
“読み込む” をタップすると、“写真” または “ファイル” から新しいシェイプを読み込めます。コピーしたイメージをペーストしたり、Procreate Pocket のソースライブラリにアクセスしてデフォルトの既製シェイプを使用したりすることも可能です。
ソースライブラリには、ブラシの基盤となる 150 以上のユニークなシェイプが用意されています。“シェイプの編集” では、これらのシェイプすべてにアクセスできます。シェイプのコレクションをスクロールして、使ってみたいシェイプを参照します。または検索ボックスを使って、シェイプ名から特定のタイプを検索することもできます。たとえば、“gouache” と入力すると、ガッシュ絵の具のマークに基づくすべてのシェイプが検索されます。
シェイプを読み込むか選択したら、“完了” をタップして “シェイプの編集” を終了し、シェイプの動作の調整作業に進みます。
ストローク内の各スタンプでブラシシェイプが示す動作を変更します。
ブラシシェイプの “スタンプ” をパスに沿って繰り返し押していくことによって、ストロークが形成されます。ストロークを描く際、同じシェイプのスタンプでも、その押され方は多数存在します。シェイプを回転、ランダム化したり、各ポイントで複数回スタンプしたりできます。
これらの設定の効果は、“パスの境界線を描く” に移動して “間隔” スライダの設定を大きくすると確認しやすくなる場合があります。 各シェイプを、互いに融合してぼやけたストロークとしてではなく、独立したスタンプとして表示できるためです。間隔を通常の値に戻した後も、この方法は各設定の効果を視覚化するときに役立ちます。
デフォルトでは、シェイプのスタンプは回転せずに同じ方向を向きます。“散布” を使うと、押されるたびにスタンプがランダムな方向に回転します。“散布” はストロークの方向に影響されません。
ストロークの方向を基準としたシェイプの回転を調整します。中間値の 0% に設定すると、ストロークの移動方向に関係なくシェイプの方向は一定になります。スライダを一番右の 100% (“ストロークに追随”) に設定すると、シェイプはストロークの回転に追随して回転します。スライダを一番左の -100% に設定すると、シェイプはストロークの回転とは逆の方向に回転します。
各ポイントでシェイプのスタンプが複数回押されるように設定します。1 回あたり最大 16 回スタンプを押すように設定できます。その効果は、“散布” と組み合わせて使用すると最も明確に確認できます。 あるポイントに押された複数のスタンプがそれぞれランダムに異なる方向を向くからです。
各ポイントに適用されるスタンプの回数を変化させます。“数のジッター” を 5 に設定すると、各ポイントで押されるスタンプの数が 1 ~ 5 個の範囲からランダムに選ばれます。
ストロークを描き始めたときにシェイプの回転をランダム化します。これによって、描くたびに前回とは異なるストロークが得られるため、より有機的な印象が生まれます。
シェイプを水平方向または垂直方向に反転させると、より有機的な別の効果が得られます。
緑色のノードを円周に沿ってドラッグすると、シェイプの基本回転角が変化します。青色のノードをドラッグすると、シェイプが押しつぶされます。
“筆圧” スライダを使って加える筆圧に応じてシェイプが押しつぶされます。
“シェイプのフィルタリング” では、アンチエイリアシングを調整します。 アンチエイリアシングとは、グラフィックエンジンによるシェイプのエッジの処理法です。
エッジを一切和らげません。この場合、ストロークにギザギザ感 (ジャギー) が生じる場合がありますが、コアとなるブラシシェイプのディテールはすべて保存されます。
Procreate Pocket の以前のバージョンで使われていた設定でシェイプのエッジを和らげます。
より最近のバージョンの Procreate Pocket で採用された、改良済み、更新済みのアンチエイリアシングを適用します。
“グレイン” とは、ブラシ “シェイプ” の中に配置されるテクスチャです。シェイプがグレインのコンテナのように機能するのに対し、グレインは塗装用ローラーのように機能します。ストロークを描くと、グレインのローラーがシェイプ内を “転がり”、キャンバス上に転写されます。
ブラシのグレイン用テクスチャとして使用する任意のイメージを読み込みます。
“グレインソース” の右にある “グレイン” イメージアイコンをタップして “グレインの編集” を開き、ソースライブラリにアクセスします。ここでイメージを読み込んで編集し、ブラシにタイル状に敷き詰められるテクスチャに変換できます。詳細については、以下を参照してください。
ブラシシェイプ内のグレインの動作を変更します。
グレインがストロークとともに動くように設定すると、縞やぼやけが強調された効果を生み出すことができます。グレインに対する塗装用ローラーのたとえを使うならば、“移動中” に設定すると、ローラーが固定されて回らない状態になります。これは、キャンバス上でテクスチャがローラーから転写されるのではなく、引きずられることを意味します。
“移動中” とそれに関するさまざまな調整オプションを使用すると、グレインによって筆のような塗布効果を得られます。キャンバス上で従来の絵の具を使ったときのように動作します。
ブラシストロークの “後ろ” で、グレインが静止したテクスチャとして描かれるため、くっきりと鮮明な効果が得られます。グレインに対する塗装用ローラーのたとえを使うならば、“テクスチャあり” に設定すると、ローラーが固定されていない状態になります。つまり、テクスチャを引きずったり、こすりつけたりすることなく、連続して “スタンプ” します。
“テクスチャあり” とそれに関するさまざまな調整オプションを使用すると、グレインによって一貫性のあるテクスチャを得られます。グレインのテクスチャは、従来の筆というより、ステンシルのようにキャンバスに塗られます。
スライダを低く設定すると、より強く引きずられます。これは、こすりつける効果を生み出し、高く設定すると “テクスチャあり” 設定のようなローラー効果が得られます。
シェイプ内のグレインテクスチャのサイズを調整します。
スライダを一番右の “クロップ済み” に設定すると、テクスチャのサイズが固定されます。描画中のブラシサイズの大小にかかわらず、テクスチャのサイズが一定になります。スライダを一番左の “サイズに追随” に設定すると、グレインのサイズがブラシサイズに合わせて拡大 / 縮小されます。この設定は、グレインを “移動中” に設定したときのみ使用できます。
ストロークの方向変化に応じて、グレインイメージをこすりつけます。これにより、“移動中” と同じ効果が得られます。-100% に設定すると、グレインはストロークの方向と逆に回転します。0% の場合、グレインの回転を一定に保ちます。“ストロークに追随” (100%) では、グレインがストロークの方向に追随して回転します。この設定は、グレインを “移動中” に設定したときのみ使用できます。
ブラシの基本カラーに重ねて置かれたテクスチャの強度を調整します。最小値に設定すると、テクスチャはまったく表示されません。最大値に設定すると、テクスチャは濃く鮮明に表示されます。グレインを “移動中” に設定している場合は、ストロークの筆圧がコントラストの強弱に反映されます。
ブラシに設定できるテクスチャのコントラストの最小値を設定します。この設定は、グレインを “移動中” に設定したときのみ使用できます。
テクスチャと下地となるストロークのカラーの表示をランダムに切り換えます。この設定は、グレインを “移動中” に設定したときのみ使用できます。
ブラシストロークを新たに描くたびに、テクスチャが配置される場所をオフセットすることで、より有機的な効果を生み出します。グリッドブラシのようなパターンを敷き詰めるために設計されたブラシの場合、一貫したパターンを保つために “オフセットのジッター” はオフにしてください。この設定は、グレインを “移動中” に設定したときのみ使用できます。
“ブレンドモード” では、グレインテクスチャとブラシの下地となるカラーをブレンドする方法を設定します。この設定は、“移動中” と “テクスチャあり” の両方のブラシに適用されます。
グレインを明るくまたは暗くします。また、明るい領域と暗い領域の差も増減させます。
“グレインのフィルタリング” では、アンチエイリアシングを調整します。アンチエイリアシングとは、グラフィックエンジンによるグレインの処理法です。
エッジを一切和らげません。この場合、グレインにギザギザ感 (ジャギー) が生じる場合がありますが、コアとなるグレインのディテールはすべて保存されます。
Procreate Pocket の以前のバージョンで使われていた設定でグレインのエッジを和らげます。
より最近のバージョンの Procreate Pocket で採用された、改良済み、更新済みのアンチエイリアシングを適用します。
写真またはファイルから新しいテクスチャを読み込みます。コピーしたイメージをペーストしたり、Procreate Pocket のソースライブラリにアクセスしてデフォルトの既製テクスチャを使用したりすることも可能です。
iPhone で写真による環境テクスチャを作成し、ユニークな新規ブラシを作成してみましょう。石、木、布、インクやペンキで付けた印などは、カスタムブラシの基盤として使うと面白い効果が得られます。
“読み込む” メニューには、新しいブラシテクスチャの基盤として使用するイメージを読み込むための 4 つのオプションが表示されます。
iOS の写真アプリから写真 (自分で撮影したものを含む) を選択します。
iOS の “ファイル” から写真を選択します。
Procreate Pocket に組み込まれた幅広い既製のテクスチャの中から選択します。ソースライブラリの詳細については、下記を参照してください。
クリップボードにコピーしたイメージをペーストします。
“自動繰り返し” を使用して、テクスチャのスナップショットを継ぎ目のないタイルに変換します。
各タイル内のテクスチャのサイズを調整します。
各タイル内のテクスチャの角度を調整します。
タイル間の境界のオーバーラップの度合いを変更します。
タイルをブレンドするときに使用する、ぼかしの強度を調整します。
各タイルのエッジ部分のパターンを反転して周りのタイルのパターンと整列させ、タイルのエッジを目立たなくします。
この新しい形態のブレンド手法は、複雑なパターンをディテールの度合いを変えて縫い合わせることで、継ぎ目のないグレインを作成します。
“自動繰り返し” のプレビューには、すべての変更がリアルタイムで表示されます。
ブレンド (ラプシアンピラミッド) は、木や石などの不規則な自然のテクスチャに最適です。上記のよりシンプルなエッジブレンドモードは、高コントラストの規則的なパターンに最も適しています。
変更を一切適用せずに終了する場合は、“キャンセル” をタップします。
“グレインの編集” を終了し、作成したグレインの動作の調整作業に進む場合は、“完了” をタップします。
テクスチャを 2 本指でタップすると、イメージのグレイスケール階調が反転します。つまり暗い領域が明るく、明るい領域が暗くなります。再度、2 本指でタップすると元に戻ります。
ソースライブラリには “グレインの編集” からアクセスします。 ソースライブラリには、ブラシの基盤となる 100 以上のユニークなテクスチャが用意されています。
ブラシスタジオの “グレイン” セクションで、グレインソース > 読み込む > ソースライブラリ をタップします。目的のテクスチャをタップして “グレインの編集” に戻り、調整作業に進みます。
シェイプソースライブラリでは、ブラシの基盤となるシェイプを選択します。
ソースライブラリに移動したときにデフォルトで開くのが、既製のテクスチャが集められた Procreate Pocket のライブラリです。このライブラリには、“グレインソース” インターフェイスからアクセスできます。ソースライブラリには、ブラシ作成に最適の検索可能なテクスチャが 100 種類以上用意されています。
シェイプソースは、この用途専用ではありませんが、グレインテクスチャの作成にも使用できます。逆に、ソースライブラリのテクスチャ (グレインソース) をブラシシェイプの基盤として使用することも可能です。
グレイン名で特定のタイプのテクスチャを検索できます。たとえば、“Paper” と入力すると、紙に基づくすべてのテクスチャが検索されます。
テクスチャを選択せずに終了する場合は、“キャンセル” をタップします。
Procreate Pocket では、ブラシストロークのレンダリングをユーザが 100% コントロールできます。また、ブラシストローク間の相互作用もコントロールできます。
これらの効果は、キャンバス上の物理的な絵の具をイメージするとわかりやすいでしょう。レンダリング設定範囲の一番軽い側に位置する “グレーズ (ライト)” では、薄めた絵の具を塗るような効果が得られます。一番重い側の “ブレンド (強い)” では、キャンバスに分厚く絵の具を乗せるような効果が得られます。
Procreate Pocket の標準のレンダリングモードです。
Adobe® Photoshop® で使われているようなレンダリングモードです。
このモードは、カラーを画面上により強いタッチでレンダリングします。
最強のレンダリングモードです。
Adobe® Photoshop® のレンダリングスタイルと、カラーレンダリングに対するコースティクス手法を組み合わせたモードです。“ウェットミックス” の効果が強調されます。
“ブレンド (強い)” は、カラーを押しつぶし互いに混合させるウェットブラシに最適なモードです。用意されたモードの中で最も重く、“ウェットミックス” の効果を強調します。
ストロークの相互作用を調整する各種オプションを選択します。絵の具がどのように薄められるのか、カラーが互いにどのように混じり合うのかを設定します。また、ブラシのフローを調整し、ウェットエッジ、焦げたエッジなど多くの効果を作り出します。
ブラシからキャンバスにカラーやテクスチャが流れ込む度合いを調整します。
ブラシストロークのエッジを和らげ、ぼかすことで、紙に滲む絵の具を再現します。
ブラシストロークを重ねたときに、ストロークのエッジの周りに “焼き込みカラー” 効果を作り出します。“焦げたエッジ” では、カラーが重なるエッジの色も暗くなります。
“焦げたエッジ” 効果に使用するブレンドモードを設定します。これによって、ブラシのエッジにのみ適用される、さまざまな面白い重ね塗り効果を生み出すことができます。
ブラシストロークのエッジだけでなく全体に対して適用するブレンドモードを設定します。
ブレンドモードは通常、ブラシストロークのカラー値に影響を与えます。このスイッチをオンにすると、カラー値ではなく明るさの値をブレンドします。
ブラシ上の絵の具を薄めます。ブラシにたっぷり絵の具を乗せるか、ごくわずかに含ませるところから始めます。絵の具が他のカラーに滲むか、他のカラーを引きずるかの効果を設定します。
“希釈度”、“描き始めの筆圧”、“充電する” の相互作用を微調整して、他の設定に重ね合わせることができます。これによって、極めて本物に近い振る舞いを示すブラシを作成できます。
ブラシ上の絵の具にどの程度水を混ぜるかを設定します。絵の具を透明にする効果を得るには、“希釈度” を増やします。
ストロークを描き始めるときにブラシに乗せる絵の具の量を設定します。
実際の絵筆と同様に、ストロークを長い距離ドラッグするほど、キャンバスにはより多くの絵の具が置かれていきます。ブラシの絵の具がなくなると、カラーの軌跡の強度が弱まります。
ストロークを終了し、キャンバスから持ち上げることで、ブラシに絵の具が再補充されます。再度、キャンバスに置いた筆は、パレット上のカラーに再度浸した状態になります。この効果は希釈度を高く設定したときに、最も顕著に現れます。
キャンバスに付着する絵の具の量を調整します。ストローク全体に均一に厚く、太く絵の具が塗られるような効果を出すには、大きな値を設定します。
ブラシがキャンバス上の絵の具を引きずる強度を設定します。既にキャンバスに塗られている絵の具も対象です。これはカラーを混合し、引きずるための優れた方法であり、より有機的な効果が得られます。
ブラシテクスチャの厚みとコントラストを設定します。
キャンバス上の絵の具にブラシが与えるぼかしの強度を調整します。ブラシストロークを描いたときに、ぼかしが広がる度合いも設定します。
ブラシストロークを描いたときに敷き詰められるスタンプそれぞれに適用されるぼかしの強度のランダム化を調整します。
ブラシストローク中の各ポイントで絵の具に混ぜる水の量をランダム化します。ストロークのリアルさを増す効果が得られます。
“カラーオプション” では、各種のカラー値をブラシによって変化させます。カラー値とは、色相、彩度、明るさ、暗さです。また、第 2 のカラーを選択して、メインのカラーと第 2 のカラーをストロークごとに切り換えることも可能です。これらの設定はすべて個別でも組み合わせでも使用でき、さまざまな方法でコントロールできます。
ブラシストローク内の個々のスタンプに与えるカラーの効果をランダム化します。
各スタンプのカラーが、選択したブラシのカラーとは異なる値にランダムに変化します。これらの逸脱を小さく抑えるには、スライダを低く設定します。スライダを高く設定すると、より幅広いスペクトルでカラーが変化します。この設定の効果をプレビューするための最適な方法は、パスの境界線を描く > 間隔 スライダを高く設定して、ストローク内の個々のスタンプを区別できるようにすることです。また、“色相” の下の “彩度” スライダを高く設定することも忘れないでください。
各スタンプの彩度が、選択したブラシの彩度とは異なる値にランダムに変化します。これらの逸脱を小さく抑えるには、スライダを低く設定します。スライダを高く設定すると、彩度が 0 ~ 100% の間で変化します。
各スタンプの明るさが、選択したブラシの明るさよりも明るい色調側にランダムに変化します。
上記と同様ですが方向が逆です。各スタンプの明るさが、選択したブラシの明るさよりも暗い色調側にランダムに変化します。
ストローク内の各スタンプのカラーが、現在選択しているカラー (メイン) と、 “カラー” パネル で設定できる第 2 のカラーの間でランダムに切り換わります。
ストロークを描くたびに、これらのジッター設定に基づいてストローク全体のカラー属性が変化します。
1 回のブラシストロークごとに、カラーが選択した値からランダムに逸脱します。逸脱の度合いを低く抑えるには、スライダを低く設定します。スライダを最大に設定すると、スペクトル全体にわたってカラーが変化します。
1 回のブラシストロークごとに、カラーの彩度が選択した値からランダムに逸脱します。逸脱の度合いを低く抑えるには、スライダを低く設定します。スライダを最大に設定すると、彩度 0% (白、黒、灰色) と彩度 100% (純色) の範囲で変化します。
1 回のブラシストロークごとに、カラーの明るさが選択したカラーの明るさからランダムに、明るい方向に一定の度合いで逸脱します。明るさの逸脱の度合いを低く抑えるには、スライダを低く設定します。純白近くまで逸脱させる場合は、高く設定します。
1 回のブラシストロークごとに、カラーの明るさが選択したカラーの暗さからランダムに、暗い方向に一定の度合いで逸脱します。暗さの逸脱の度合いを低く抑えるには、スライダを低く設定します。純黒近くまで逸脱させる場合は、高く設定します。
1 回のブラシストロークごとに、選択したメインカラーと第 2 のカラーの間にあるカラーの色調がランダムに選択されます。
“筆圧” スライダで適用した筆圧によって、キャンバスに塗られるカラーを決定します。
筆圧によってストローク内のカラーが変化します。100% に設定すると、ストローク内の変化の範囲がカラースペクトル全体になります。この変化は、筆圧が増加したときに発生します。
筆圧によってストローク内の彩度が変化します。100% に設定すると、ストローク内の彩度が白から彩度 100% の範囲で変化します。この変化は、筆圧が増加したときに発生します。
筆圧によってストローク内の明るさが変化します。100% に設定すると、ストローク内の明るさが白から黒の範囲で変化します。この変化は、筆圧が増加したときに発生します。
筆圧によってストローク内のカラーがメインカラーから第 2 のカラーの範囲で変化します。
これらの属性を使って、指でのペイント時に、よりダイナミックなブラシストロークを実現できます。
ストロークの速度に応じてストロークの外観を変化させます。
ストロークの速度に応じてストロークのサイズを変化させます。“サイズ” スライダを -100% に設定すると、ゆっくり描くとストロークがより細くなります。+100% に設定すると逆になり、すばやく描くとストロークがより細くなります。0% に設定すると、ストロークの太さが均一になります。
ストロークの速度に応じてストロークの不透明度を変化させます。“不透明度” スライダを -100% に設定すると、ゆっくり描くとストロークの不透明度が減少します。+100% に設定すると逆になり、すばやく描くとストロークの不透明度が減少します。0% に設定すると、ストロークの不透明度が均一になります。
ストローク全体でシェイプスタンプの外観をダイナミックに変化させます。
この設定はランダムであり、描くスピードの影響は受けません。
ストローク全体でシェイプスタンプのサイズをランダムに変化させます。
ストローク全体でシェイプスタンプの不透明度をランダムに変化させます。
これらの設定は、筆圧に基づく他の調整機能すべてに波及します。
サイズ、不透明度、フロー、滲み、スムーズのそれぞれのパーセント値をスライダによって設定できます。
筆圧の変化に応じてブラシ先端の大小を変化させる度合いを調整します。
筆圧の変化に応じてブラシの不透明度を変化させる範囲を調整します。
筆圧の変化に応じてブラシによって塗られる絵の具の量の変化幅を調整します。
筆圧の変化に応じてキャンバスでストロークのエッジの周囲に滲む度合いを調整します。
筆圧が増加したときにブラシがどの程度滑らかに変化するかを調整します。筆圧に対する “ストリームライン” のようなものです。スライダを高く設定すると、筆圧による変化が極めて滑らかになります。スライダをゼロに設定すると、ブラシには筆圧データが逐一反映されます。
ライブラリのブラシプレビューの表示方法、画面の回転に対するブラシの方向、デフォルトのぼかし強度などを変更します。
ブラシのライブラリには、各ブラシのプレビューが通常はストロークとして表示されます。このスイッチをオンにすると、プレビューがシェイプのスタンプとして表されます。
この設定が適用されるのは、ストロークにはっきりとした “上下” があるブラシだけです。オフに設定すると、シェイプの方向がドキュメントに対して一定になります。これは、デバイスをどのように回転させても適用されます。オンに設定すると、シェイプの方向が現在のデバイスの方向に対して一定になります。
ブラシのライブラリに表示される、このブラシのプレビュー (ストロークまたはシェイプのスタンプ) のサイズを設定します。
ぼかしツールとして設定した場合の、ブラシのぼかしの度合いを調整します。
ブラシにサイズと不透明度の制限を設定します。これらの設定で、Procreate Pocket の ブラシスライダ にあるサイズスライダと筆圧スライダの上限と下限を制御します。
サイズスライダに上限と下限 (またはいずれか一方) を設定します。
筆圧スライダに上限と下限 (またはいずれか一方) を設定します。
作成したブラシに自分の名前や写真、手書きの署名を付加できるようになりました。これらの情報は .brush ファイルに埋め込まれます。Procreate Pocket でブラシを開いたユーザが “このブラシについて” を見ると、クレジットが表示されます。
“人” アイコンをタップすると、“イメージソース” のオプションが表示されます。“カメラから” を選択すると、iPhone のカメラを使って自分の写真を撮ることができます。または、““写真”から” を選択して、カメラロールから既存のイメージを読み込みます。
“作者” の横の灰色表示された “名前” をタップすると、iOS キーボードが表示され、自分の名前を作者名として入力できます。
ブラシの作成日時です。この情報は、自動的に入力されます。
指を使って点線上に署名します。やり直したい場合は、“(x)” アイコンをタップしてフィールドの内容を消去します。
思いどおりのブラシデザインが得られたものの、もう少し実験を続けたい場合は、リセットポイントを保存してください。その後の変更が気に入らなかった場合に、この時点のデザインに戻すことができます。
コアブラシの場合は、“リセット” を選択すると変更がすべて取り消され、ブラシは Procreate Pocket のデフォルトバージョンに戻ります。デフォルトブラシに新規リセットポイントを設定する場合は、ブラシを複製する必要があります。自分だけのオリジナルブラシには、必要なだけ何回でもリセットポイントを変更できます。
以下のリンクをコピーしてみてください。
探しているものが見つからない場合は、YouTube動画のリソースを検索するか、直接お問い合わせください。いつでも喜んでお手伝いさせていただきます。
他のリソースは次の場所で利用できます。 help.procreate.com