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レイヤーを使用すると、元のテクスチャに影響を及ぼすことなく 3D モデルにペイントできます。エレメントの移動、編集、カラー変更、削除を自由に行って創作を楽しめます。各レイヤーをその素材ごとに分けて、対象をカラー、メタリック、粗さだけにそれぞれ絞って作業できます。
3D ペイントのレイヤーは 2D の場合と同じように見えますが、動作は異なります。各 3D モデルには少なくとも 1 つのテクスチャセットが付属しています。このセットにはメッシュ、ベースレイヤー、素材セットが含まれており、素材セットはカラー、メタリック、粗さで構成されています。
このハンドブックの「レイヤー」にある 「インターフェイス」 では、既存のレイヤーインターフェイスの用語について説明しています。Procreate のレイヤーの基本的な仕組みを理解しておくと、3D ペイント時のレイヤーの動作の違いを理解しやすくなります。
レイヤー作成ボタンは + マークのような形をしています。このボタンはレイヤーパネルの右上にあります。2D ペイントと同じように、レイヤー作成ボタンを使ってアートワークにレイヤーを追加できます。作成したレイヤーにペイントすることで、既存のベースレイヤーに影響を及ぼすことなくペイントできます。
"+" をタップすると、新規レイヤーが追加されます。
“テクスチャセット” には、3D モデルのすべてのメッシュとレイヤーが含まれており、各レイヤーにはそのレイヤー固有の素材セットが含まれています。3D モデルによっては、モデル内の特定の部分を構成する複数のテクスチャセットを含んでいるものもあります。
いずれかのテクスチャセット内に含まれているメッシュ、レイヤー、または素材を選択すると、そのテクスチャセットがアクティブになります。
テクスチャセット内で、3D モデルは複数のメッシュに分割されます。個々のメッシュにより、3D モデルの一部分がペイント領域として定義されます。メッシュは従来のマスクをクリップの 3D バージョンと考えてください。メッシュの外部の領域に影響を及ぼすことなく、メッシュのマスクされた領域内にペイントすることができます。
ほとんどの 3D モデルには複数のメッシュがあり、これらのメッシュによってモデルが複数の部分に分割されます。
ベースレイヤー、および作業対象として自分が作成した追加レイヤーは、1 つのテクスチャセット内のすべてのメッシュで共有されます。
ベースレイヤーには、3D モデルを読み込んだときに表示される、そのモデルの初期状態のカラーとテクチャの作成に使用されたカラー、メタリック、粗さに関するすべての情報が含まれています。
各テクスチャセットにはベースレイヤーが含まれており、このベースレイヤーは同じテクスチャセット内のあらゆるメッシュと共有されます。
ベースレイヤーは選択された任意のメッシュによってマスクされます。これによりベースレイヤーは、グループ化した場合と同じように、選択されたメッシュの下に移動します。この状態のときでも、ベースレイヤーは常にテクスチャセット内のすべてのメッシュと共有されます。
ベースレイヤーにはいつでもペイントできますが、ベースレイヤーにペイントすると、その 3D モデルに元々付属していたカラーとテクスチャに影響するため注意してください。
3D モデルの元のカラーとテクスチャを維持したまま、非破壊的な方法で独自の変更を加えたい場合は、追加レイヤーを作成してそのレイヤーにペイントするのが最も良い方法です。
2D ペイントのレイヤーの場合と同じように、ベースレイヤーに任意のブレンドモードを適用できます。
全ての3Dモデル内にベースレイヤーが含まれているわけではございません。テクスチャセットとメッシュはOBJファイルに含まれておりますが、ベースレイヤーは場合によっては含まれておりません。
追加レイヤーとは、テクスチャセットに自分が追加したレイヤーのことです。追加レイヤーは、そのセットに含まれているあらゆるメッシュと共有されます。
追加レイヤーを使用することで、ベースレイヤーに影響を及ぼすことなく、“カラー”、“粗さ”、“メタリック” などの素材にペイントすることができます。
2D ペイントのレイヤーの場合と同じように、追加レイヤーに対して任意のブレンドモードを適用したり、レイヤーオプションメニューの任意のアクションを実行したりできます。
3D ペイントが 2D ペイントと異なる主な点の 1 つは、各レイヤーにカラー、粗さ、メタリックの 3 つの “素材” が含まれていることです。レイヤー内に含まれているこれら 3 つの素材のどれにでもペイントできます。
個々の素材にアクセスし、素材を選択するには、素材アイコンをタップします。これにより、そのレイヤーの下に “カラー”、“粗さ”、“メタリック” が表示されます。
レイヤーの素材を非表示にするには、素材アイコンをもう一度タップします。
Procreate では、素材情報は次の 3 つの方法で提供されます。
3D モデルを .USDZ ファイルとして Procreate に読み込んだときに、その 3D モデルと一緒に提供できます。
粗さやメタリックの素材情報を含む Procreate ブラシによって提供できます。素材情報を含まないブラシを使って 3D モデルにペイントした場合、レイヤーのカラー素材にのみ情報がペイントされ、粗さ素材やメタリック素材にはペイントされません。Procreate での素材ブラシの動作の詳細については、このハンドブックの「ブラシ」セクションの「ブラシスタジオのライブラリ」にある 「素材」 を参照してください。
個々の素材を選択して、その素材に直接ペイントすることができます。これはレイヤーマスクへのペイントと同じように機能します。“カラー” ではカラースペクトル全体が維持されますが、“粗さ” と “メタリック” はグレースケール値に基づいて動作します。
カラーには、レイヤー内に含まれているカラー情報が含まれます。カラーをタップして選択すると、ペイント内容はそのレイヤーのカラー素材にのみ作用するようになります。
粗さには、レイヤー内に含まれている粗さ素材の情報が含まれます。粗さをタップして選択すると、ペイント内容はそのレイヤーの粗さ素材にのみ作用するようになります。
粗さは、光沢 (黒) からマット (白) の範囲のグレースケール値に基づいて動作します。また粗さには、ブラシのグレインによって提供されたテクスチャ情報も含まれます。
メタリックには、レイヤー内に含まれているメタリック素材の情報が含まれます。メタリックをタップして選択すると、ペイント内容はそのレイヤーのメタリック素材にのみ作用するようになります。
メタリックは、ノンメタリック (黒) からメタリック (白) の範囲のグレースケール値に基づいて動作します。またメタリックには、ソースイメージによって提供されたテクスチャ情報も含まれます。
カラー素材、粗さ素材、メタリック素材には、レイヤーオプションの縮小版が付属しています。“選択”、“コピー”、“レイヤーを塗りつぶす”、“消去”、“反転” のオプションがあります。
素材オプションにアクセスするには、個々のレイヤーの素材アイコンをタップし、任意の素材をタップして選択し、その素材をもう一度タップします。その素材のオプションメニューが開きます。
1 つのメッシュ内に含まれているいずれかの素材のすべての内容を選択します。
“レイヤー” パネルでいずれかのレイヤーをタップし、素材アイコンをタップすると、そのレイヤーの素材が表示されます。カラー素材、粗さ素材、またはメタリック素材の中から作業対象の素材をタップして選択し、もう一度タップすると、素材オプションが表示されるので、“選択” をタップします。
アクティブな素材をクリップボードにコピーします。
“レイヤー” パネルでいずれかのレイヤーをタップし、素材アイコンをタップすると、そのレイヤーの素材が表示されます。カラー素材、粗さ素材、またはメタリック素材の中から作業対象の素材をタップして選択し、もう一度タップすると、素材オプションが表示されるので、“コピー” をタップします。
クリップボードにコピーしたイメージデータは、別の素材レイヤーまたは別の Procreate キャンバスにペーストできます。電子メールや他のアプリへのペーストも可能です。
アクティブな素材を指定のカラーでべた塗りします。
“レイヤー” パネルでいずれかのレイヤーをタップし、素材アイコンをタップすると、そのレイヤーの素材が表示されます。カラー素材、粗さ素材、またはメタリック素材の中から作業対象の素材をタップして選択し、もう一度タップすると、素材オプションが表示されるので、“レイヤーを塗りつぶす” をタップします。
素材レイヤー全体が、現在選択されているカラーで塗りつぶされます。レイヤー内の他の内容のすべてが、このカラーで上塗りされます。
アクティブな素材のレイヤー全体をすばやく消去します。
“レイヤー” パネルでいずれかのレイヤーをタップし、素材アイコンをタップすると、そのレイヤーの素材が表示されます。カラー素材、粗さ素材、またはメタリック素材の中から作業対象の素材をタップして選択し、もう一度タップすると、素材オプションが表示されるので、“消去” をタップします。
これにより、その素材レイヤー全体の内容が消去され、不透明度が 100% にリセットされます。素材レイヤー名の変更はリセットされません。
アクティブな素材のレイヤーのカラーを反転させます。
“レイヤー” パネルでいずれかのレイヤーをタップし、素材アイコンをタップすると、そのレイヤーの素材が表示されます。カラー素材、粗さ素材、またはメタリック素材の中から作業対象の素材をタップして選択し、もう一度タップすると、素材オプションが表示されるので、“反転” をタップします。
カラーを反転して元の色調に戻すには、上記の操作を繰り返します。
Procreate にはアンビエントオクルージョン (AO) 素材とノーマル素材も読み込めますが、レイヤーからこれらの素材にアクセスしたり、編集したりすることはできません。アクションのテクスチャを共有オプションを使用すると、カラー、粗さ、メタリックとともに、アンビエントオクルージョン素材とノーマル素材も書き出されます。
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