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Procreate に組み込まれた豊富な多機能ブラシを編集、整理、共有、探索する場所です。
絵筆の形をした “ブラシ” ボタンは、Procreate インターフェイスの右上のメニューバーにあります。ここを 1 回タップすると “ブラシ” ツールがアクティブになり、もう一度タップすると “ブラシのライブラリ” が表示されます。
“ぼかし” ツールまたは “消しゴム” ツールをタップしても “ブラシのライブラリ” を表示できます。ブラシの機能を試すには、そのブラシでペイントして効果を観察するのがベストです。
“ブラシのライブラリ” の左側のパネルには、デフォルトのブラシセットのリストが素材やスタイル順に表示されます。
すべてのブラシセットにアクセスするにはリストをスクロールしてください。セットをタップすると、そこに含まれるブラシが右側に表示されます。ブラシセットを選択すると、そのアイコンが青色に点灯します。
“ブラシのライブラリ” の右側のパネルには、現在選択中のブラシセットで使用できるブラシの全リストが表示されます。
ブラシセットをタップして、含まれるブラシを確認してください。ブラシのリストには、各ブラシの名前と、そのブラシで描かれるストロークのプレビューが表示されます。リストをスクロールして目的のブラシまで移動し、タップして選択したらキャンバスをタップしてペイントを始めましょう。
ブラシの設定を調整したり、新しいブラシをゼロから構築したりするときに使用します。
ブラシスタジオには、既存のブラシの調整と新規ブラシの作成のための設定項目が含まれます。アクセスには 2 通りの方法があります。ブラシを新規作成する場合は、ブラシのライブラリ右上の “+” ボタンをタップします。既存の設定を編集する場合は、選択済みのブラシをタップします。
ブラシスタジオでは、ブラシをあらゆる側面から完全に制御できます。シェイプ、グレイン、動作、カラー、応答性、不透明度、入り抜きなど、多くの特性を変更できます。用意された数百の設定から作成できるブラシ特性の組み合わせは無限です。また、自分の作業手順に合わせて、本当に自分だけのオリジナルツールをゼロから構築することも可能です。
設定の変更およびブラシの設計の詳細については、 「ブラシスタジオ」 を参照してください。
設定は常に Procreate に記憶されます。つまり、複数のブラシを切り換えても、今までに加えた調整内容が失われることはありません。
ブラシのライブラリセットの上部に “最近の項目” が表示されます。これらのブラシにアクセスするには、“ブラシ”、“ぼかし”、または “消しゴム” を タップし、“最近の項目” をタップします。選択して使用するたびに個別のブラシが最高 8 つまで自動的に “最近の項目” セットに追加されます。
最近の項目に含まれるブラシが属する元のセットを調べるには、そのブラシを左にスワイプし、“検索” ボタンをタップします。これにより、ブラシのホームセットに移動し、有効化されたブラシがハイライト表示されます。
ブラシをピンで固定するには、“最近の項目” セット内の目的のブラシを左にスワイプし、“ピンで固定” ボタンを “タップ” します。これにより、そのブラシが “最近の項目” セットの上部に常に表示されるようになります。ピンで固定されたブラシは、右上隅に星マークが付くので簡単に識別できます。ブラシのピンを外すには、そのブラシを左にスワイプして、ピンを外すボタンをタップします。
ピンで固定されたブラシが不要になった場合、つまり “最近の項目” からブラシを削除したい場合は、最近の項目内の目的のブラシを左にスワイプし、“消去” ボタンをタップします。これにより、最近の項目からそのブラシが削除されますが、元のホームセット内のブラシが削除されることはありません。
Procreate のブラシのライブラリの中心となる 18 種類の手作りされた多機能ブラシセットを紹介します。あらゆる作風に適合するブラシとカテゴリが用意されています。
Procreate のブラシにはリアルなものもあれば、幻想的なものもあります。これらのブラシの目的は、アーティストに便利なツールを幅広く提供することです。実用的なものから実験的なものまで多岐にわたるブラシが揃っています。Procreate は、既存のブラシを真似するのではなく、デジタルアートのユニークな強みを生かして、ブラシの持つ可能性を広げることを目指しています。
ここでは、各ブラシセットの概要を紹介します。さまざまなブラシを試して、その可能性を探ってください。ブラシが生み出す多彩な効果を発見して、お気に入りの 1 本を見つけましょう。
図面、計画、スケッチ、習作など実用的な目的のために設計されています。通常の黒鉛筆、シャープペンシル、パステル、アーティストクレヨンなどを再現したブラシです。
このブラシセットには、芸術絵画用ブラシが幅広く取り揃えられています。これらのブラシは、多彩なウェット素材とドライ素材を含み、習作やモデル写生などに最適です。
墨絵のようなインク中心のスタイルでアートワークや描画を仕上げるのに最適です。さまざまなインクとブラシによるスタイル、製図ペン、マーカー、ゲルペン、ドライインクなどの効果が得られます。
リアルなペイント効果とデジタルならではの効果を生み出すブラシが多数用意されています。アクリル、スタッコ、油彩などの素材に対応します。また、古いブラシをこすりつけたような効果、テレピン油を含ませた油彩ブラシで絵の具をのばすような効果など、幅広いブラシ動作を提供します。
この魅力的なブラシセットが重視するテーマはテクスチャです。これらのブラシは、液状の素材から塊状の素材まで幅広い効果を提供します。キャンバス上に絵の具を積み上げることも、はぎ取って下地の紙やキャンバスのテクスチャをむき出しにすることもできます。
すべてのブラシがストリームライン対応です。そのため、文字を滑らかに、ブラシによっては書道のような書体で書くことができます。筆圧に対して特定の反応を示す多彩なテクスチャが用意されています。
昔からデジタルアートの必需品とされてきたブラシです。エアーブラシセットを使えば、純色のべた塗りや滑らかなグラデーションがすばやく得られます。
広い領域にテクスチャをすばやく敷き詰めるのに適しています。多種多様な面やパターンを再現した、リアルなテクスチャのユニークで多機能なセットです。
Procreate の多機能なブラシスタジオが持つユニークな能力を生かした遊び心いっぱいのブラシセットです。変化するカラー、くすんだ効果、無秩序な形状などを生み出すブラシが含まれます。ブラシのカスタマイズ機能がもたらす予想外の効果を示す良い例です。
習作、肖像画、モデル写生などに適したリアルな木炭ブラシが幅広く取り揃えられています。
煙、炎、水、雲などを説得力のある形で再現する幻想的な効果のブラシです。
飛び散るペイントやスプレーなどの荒廃した効果をリアルに再現する多機能ブラシセットです。
3D ペイント用に作成され、メタリックや粗さの機能を備えた、さまざまな素材ブラシ。コンセプトアートの質を高める、髪の毛、無精ヒゲ、ノイズ、およびいくつかの皮膚テクスチャのスタイルなどのタッチアップ用ブラシもあります。
レトロなテクスチャやデザイン素材をちりばめた、多種多様なビンテージ系ブラシを用意しました。
デジタルアートの強みを最大限に生かした刺激的なブラシセットです。パルスから銀河、火花、ぼけ味まで、ヴィヴィッドな光の効果を生み出します。
作品にリアルな荒廃したテクスチャを加えるために設計されました。コンクリート、金属、石、錆びなどの効果が欲しければ、このインダストリアルセットを選んでください。
オーガニックブラシセットは、すべて自然界に存在するものです。コンセプト作品に草、葉、樹皮などのテクスチャをちりばめるためのさまざまなブラシが含まれます。手作りの素材によって描かれるストロークを再現するブラシもあり、蘆の茎 (リード) によるインク入れ、竹を使った描画、クロテンの毛のブラシのペイントなどが可能です。
リアルな水彩ブラシを提供するセットです。しぶき、撥ね、しみ、しずくを再現するスタンプブラシもあります。
このセクションでは、個々のブラシの管理やブラシセットの整理に使用するコントロールについて説明します。
カスタムブラシセットを作成して、変更したブラシや新規作成したブラシを保存します。
ブラシセットのリストを下方向にドラッグすると、青色にハイライトされた “+” ボタンが表示されます。これをタップしてリストの先頭に新規ブラシセットを追加します。
iOS キーボードを使って、新規ブラシセットに名前を付けます。Return キーを押すか、iOS キーボード以外の場所をタップして変更を確定します。
新規ブラシを追加するには、ブラシのライブラリの右上にある “+” ボタンをタップしてブラシスタジオに移動します。
ブラシの作成の詳細については、 「ブラシスタジオ」 を参照してください。
既存のブラシのさまざまな設定を変更します。
既存のブラシを編集するには、ブラシをタップして選択し、再度タップしてブラシスタジオを表示します。
既存ブラシの編集の詳細については、 「ブラシスタジオの設定」 を参照してください。
ブラシやブラシセットをドラッグアンドドロップしてリストの新しい場所に移動します。ブラシのライブラリをすばやく並べ替えるには、複数のアイテムを選択します。
移動するブラシまたはブラシセットを、タップして押さえたままにします。しばらくすると、ブラシが “持ち上がり”、背景が暗くなります。リストの新しい場所までドラッグしてから指を離してドロップします。
複数のブラシまたはブラシセットを移動する場合は、上記と同じように最初のアイテムを選択してドラッグします。緑色の “+” アイコンが表示されます。別の指で、スタックに追加したい他のアイテムをタップします。“+” アイコンの横に、スタックに含まれるアイテム数が表示されます。目的のアイテムをすべて選択したら、スタックをリストの新しい場所にドロップできます。
ブラシをブラシセット間で移動するには、ブラシを選択して移動先のブラシセットの上にホバーさせ、ドロップします。
移動するブラシをつかんだまま、別の指で移動先のブラシセットをタップします。すぐに新しいセットに切り換わるので、つかんでいたブラシをそこにドロップします。
Procreate のデフォルトのブラシをドラッグした場合、元のブラシはその場所に残り、変更されません。移動先のブラシセットには、ドラッグしたブラシの複製が配置されます。
デフォルトのブラシセットをカスタマイズする場合は、自分用のコピーを作れば中身を自由に調整できるようになります。
Procreate のデフォルトブラシセットについては、削除または名前の変更を行えません。また、これらのコアセット内のデフォルトブラシも削除できません。しかし、Procreate のコアブラシセットの 100% カスタマイズ可能なバージョンを作る方法があります。
編集したいセットをタップしてから “複製” をタップします。そのセットの完全なコピーがオリジナルの下に表示されます。ブラシに表示されるスウープアイコンは、そのブラシがコピーであることを示し、名前はオリジナルに数字を追加したものになります。たとえば、“レトロ” の最初のコピーには “レトロ 1” という名前が付きます。
これで、このブラシセットはカスタムセットになりました。つまり、このセットの “名前の変更”、“削除”、“共有” が可能です。また、セットに含まれるブラシの独自バージョンを調整、名前変更、削除、共有することも可能です。
ブラシを複製するには、左にスワイプして “複製” をタップします。設定を試してみる場合は、この方法が安全です。変更していないオリジナルバージョンも保持できます。
カスタムブラシやカスタムブラシセットに覚えやすい名前を付けて、ライブラリを整理された状態に保ちます。
ブラシセットの名前を変更するには、ブラシセットをタップして選択します。再度タップして、オプションメニューを表示します。“名前を変更” をタップします。
Procreate のデフォルトブラシセットの名前は変更できません。ただし、デフォルトブラシセットを複製して、コピーの名前を変更することは可能です。
不必要な複製や使わなくなったカスタムブラシを削除してブラシのライブラリをきれいに片づけます。
カスタムブラシセットを削除するには、タップして選択します。再度タップして、オプションメニューを表示します。“削除” をタップします。
カスタムブラシを削除するには、左にスワイプして “削除” をタップします。
Procreate のデフォルトのブラシおよびブラシセットは削除できません。
他の Procreate ユーザと自分のカスタムブラシやカスタムブラシセットを共有します。
個々のブラシを共有するには、ブラシのサムネイルを左にスワイプして、“共有” をタップします。ブラシが “.brush” ファイルにパッケージ化され、好みの方法で共有できるようになります。
カスタムブラシセットを共有する場合は、タップして選択した後、再度タップしてオプションメニューを表示し、“共有” をタップします。.brushset ファイルの共有先を選択します。
オリジナリティあふれる作品をフォーラムにアップロードし、電子メールや AirDrop で友人と共有しましょう。ユニークなカスタムセットをオンラインで販売することもできます。
役に立ちそうな新しいブラシやブラシセットをダウンロードして Procreate に読み込むことができます。
ブラシのライブラリで、“+” ボタンをタップして新規ブラシを作成します。次に、右上の “読み込む” ボタンをタップして、“ファイル” から .brush ファイルまたは .brushset ファイルを読み込みます。
ブラシセットを読み込んだ場合は、ブラシのライブラリの先頭に追加されます。
アプリ外で新しいブラシを読み込むことも可能です。“ファイル”、オンライン、電子メールで新しい .brush ファイルや .brushset ファイルを見つけたら、そのファイルをタップすると、新しいブラシ / ブラシセットを Procreate に読み込むためのプロンプトが表示されます。
ブラシを 1 つ読み込んだ場合、“読み込んだブラシ” という名前のフォルダが作成されます。ブラシは、その中に保存されます。“読み込んだブラシ” フォルダは、ブラシセットのリストの最後に配置されます。
この方法で読み込んだブラシセットは、ブラシのライブラリの先頭に追加されます。
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